【東京で葡萄畑!?】ねりま青空マルシェに「芽かき体験」にいってみた。

【東京で葡萄畑!?】ねりま青空マルシェに「芽かき体験」にいってみた。
ソムリエ サカナ

こんばんは。ソムリエのサカナです。

GWの巣ごもり生活の中で、今日は気持ちの良いお天気☀️✨

情報散策している中で見つけた東京ワイナリーさんが練馬の自社畑で青空マルシェを開催しているとのことで、電車で1時間半行ってきました🚃💨


都市型ワイナリーの良さは、住む人々のアクセスの良さ。多くの方がデイリーにワインに触れる機会があるって本当に大切なことだと思います☺️🍷

そして練馬で、買い葡萄だけでなく、自社畑の栽培葡萄でワインを造ろうというプロジェクトなのだから、何とも希少!間近で葡萄栽培を見れる場所なんてなかなかないので、これは通ってしまうなぁ😆

ねりまワインプロジェクト☞事業概要・団体紹介 | Nerima Wine Project

食農文化のまち練馬~ALL練馬でワインづくり~ねりまワインプロジェクトは、東京初のワイナリーである「東京ワイナリー」と区内農業者や飲食店などで結成した団体です。練馬産ぶどうによる、“地産地消だから”ではなく”美味しいから“選ぶ、クオリティの高い「地域ブランドワイン」を開発し、23区最大の農地を誇る練馬区を「食農文化のまち」としてアピールします。また、ぶどう栽培からワイン醸造まで関わっていただく「ねりまワインファームメイト」を募集し、ワイン造りの工程や完成したワインを楽しんでいただく企画を実施しています。

事業概要・団体紹介 | Nerima Wine Project

練馬区に6つのヴィンヤード(ワイン畑)を持っており、うち自社畑は本日サカナの行ってきた「鉄塔ヴィンヤード」のみ。その他は練馬区の農家さんの土地で葡萄を育て、買ってワインを仕込むのだそうです。

「鉄塔ヴィンヤード」は、草生栽培で行われる葡萄づくり🍇
品種も国際品種から小公子、アルバリーニョまで幅広く植えられて、棚と垣根と両方の仕立てがありました💡

本来コロナ禍の緊急事態宣言がなければ「青空レストラン」として、葡萄の新芽を天ぷらで食べながらワインも飲めるようにしたかったようなのですが…残念!!!

幸いにも本日はお天気にも恵まれ、葡萄たちのすくすく育っている様子がよく見えました。

そしてサカナの目的は、こちら!

なかなか実際の葡萄畑を見ようと思えば、地方の生産者さんのところまで訪ねていく必要がありますが、ここは東京23区内!!サカナの家からは結構距離がありましたが、とても東京都民は身近に葡萄やワインを感じることのできる素晴らしい立地です。

都市型ワイナリーということですが、完全に周りを住宅に囲まれた場所。地域のご理解があってはじめて成り立つプロジェクトですね~。しかしながら、地域の方々もワイワイ集まって、地域のコミュニティとしてワインを取り巻く環境が機能してるということに感激しました。嬉しいですね🐟🍷

葡萄の「芽かき」ですが、冬季選定で結果母枝を選んで、誘引し、そこから新梢がにょきにょきと育ってくるこの時期に、枝の副芽が後発で伸びてきたり、主幹部から生えてくる不定芽が伸びてきたりと葡萄の木がもさもさになってきます。

必要以上の葡萄の芽は、栄養価の分散に繋がり、また葉っぱが必要以上に茂ることで風通しも悪くなり、病気のリスクも上がってしまいます。そこで、健全に育っている配置も伸び方も理想的な新梢と垣根の麓あたりから伸びる来年の結果母枝の候補になるもの以外はすべて取り除きます。

また葡萄はツル性の植物なので、左右に張ってある鉄線にくるくると巻き付いて、新梢の成長方向の妨げになったり、葉っぱに絡みついて光合成を阻害したりするため、この時期に切り取ります。

細やかな手入れが欠かせませんね。

芽かき体験ツアーもさせていただく中で、葡萄品種ごとのツル部分を齧らせてもらってビックリ!!味が違うんですね〜😍リースリングのツルは「少し攻撃的な酸味のあとにほろ苦さ」があり、シャルドネのツルは「酸味もあじわいもより優しい」印象。発見盛りだくさんでした👍

摘み取った新芽は天ぷら粉と一緒にお土産でいただきました!その場で、1本だけ試食させてもらえたのですが、葡萄畑で摘みたての新芽を揚げたてで食べるなんて、それはもう「乙」でございました☆彡冷えた白ワインが飲めれば完璧なのですが、ここは致し方ありません。

見学できるときには、1年を通した葡萄の生育を見にいきたいと思います。

柳澤さん、越後屋さんどうもありがとうございました。

サカナは早速「ねりまワインファームメイト」に登録しました🐟行けるときには足を運びたいと思います!

それではまた次回をお楽しみに~🐟🍷

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