【ワイン&グルメジャパン2021】ソムリエ・サカナの潜入レポート。

【ワイン&グルメジャパン2021】ソムリエ・サカナの潜入レポート。
ソムリエ サカナ

こんばんは。ソムリエのサカナです。

4月21日~23日にかけて、東京ビッグサイトにて行われたワイン&グルメジャパンに参戦🏃‍♂️💨

世界各国のまだまだマイナーな地域も目につき、普段なかなか手に取らない地域で造られた国際品種・土着品種それぞれのワインの仕上がりを経験値として獲得できたのは幸福でしたね🌍🍷


日本ワインを中心に今回時間を使いましたが、話が楽しすぎてあっという間に時が過ぎ去りました。

いやー、やはり実際の栽培から醸造までコアに関わるワインメーカーさん達の話がほんとに面白い。栽培の仕立てや土壌の歴史的な背景や、葡萄品種の状態を常に加味しながらの収穫タイミングの話、コルク選択の話、あるヴィンテージでの栽培時の苦労話、ワイナリー内の設備で出来る様になったこと、新しいチャレンジの話などなど。


実際に熱量をもって、意欲をもって、自分の中にある微々たる知識をフルに活かして、ワインメーカーさんの熱きワイン愛を聞き出す。このリアルな情報がやはり楽しくて、本物で、とても大切だなと実感しました✨

今回主にお世話になったのは、
『岩の原葡萄園』斎藤さん
『マンズワイン』島田さん

貴重なお話ありがとうございました🙇‍♂️✨

岩の原葡萄園が1890年、マンズワインが1962年創業と、どちらも歴史あるワイナリーで日本ワインを牽引してきた存在。

岩の原葡萄園創業者はワインに携わる方で知らない日本人はいないでしょう、あのワイン葡萄の父『川上善兵衛』さんです!

当地の気候風土に適したぶどうを求め品種改良に挑み、1万311回の品種交雑を行いその中から『マスカット・ベーリーA』をはじめとする優良22品種を世に送り出しました。2010年『甲州』に続き、O.I.V.にて2013年に『マスカット・ベーリーA』が登録され、日本を代表する葡萄となりました🍇✨

引用:葡萄園について | 岩の原葡萄園 (sgn.ne.jp)


サカナも初体験の品種『レッド・ミルレンニューム』がもうドンピシャ。めちゃくちゃ好み。テルペン系のアロマティックな果実の香りに芯の通った酸味のバランスが素晴らしい👏✨ゲヴュルツトラミネールに近いのかなぁと思いながら口に含みましたが、似て非なるもの!

この品種をクリオエクストラクションで仕立てた単一年の甘口ワインがこれまた最高🍾受け継がれる歴史と品質に感銘を受けたー😭

マンズワインさんも若手の育成から非常に力を入れられている老舗ワイナリーで、醤油で有名なキッコーマンの所有するワイナリー💡日本ワインを牽引する代表的なワイナリーです。

もともと昔は日本の龍眼(竜眼、善光寺ぶどうとも呼ばれる)に着目し、力を入れていたお話や、雪害から棚栽培を垣根栽培に変換させ、それが世界と戦う『ソラリス』シリーズ誕生のきっかけになるなどのお話も聞けて楽しかった〜😆たまたま社長さんもその場に登場して、ご挨拶できてハッピーでした🙇‍♂️✨

言わずと知れた「酵母の泡」シリーズは、多くの日本人にも愛飲されているスパークリングワインですね。デラウェアが美味しかった~。

サカナ的には、世界と戦う品質を追求した「ソラリス」シリーズから目が離せません。

引用:SOLARIS(ソラリス)公式サイト|マンズワイン (mannswines.com)

ワイン&グルメジャパンを訪れた週の土曜日に、マンズワインさんの小諸ヴィンヤードオンラインツアーにちょうど参加する予定だったのもありまして、色々と予備知識として貴重なお話をさせていただきました👍✨

長野県の千曲川に程近い小諸のテロワールをワインに反映させた渾身のワインたち、信州シャルドネ2018をおうちで飲みましたが、とても美味しかった~。

またオンラインツアーの内容に関してはレポート記事書きますのでお楽しみに🐟

その他、ハンガリー・ブルガリア・ニュージーランド・オーストラリアのワインも試飲させていただきました!

スペイン・ブラジルとかもあったけど、今コロナのご時世で吐き出すことが出来ず…全て飲まなきゃいけないから、流石に時間も含めてキャパオーバー。笑

やはりワインは実際に飲んで初めて理解できるお酒です。日本の方々にもっとワインを楽しんでもらう土壌をつくるために、サカナは今後も積極的にワインに触れていきたいと思っています🐟🍷

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